ワイン頒布会 vol.39

 

 

 

こんにちは。

 

 

 

毎月恒例、ワイン頒布会のおしらせです。

ワイン専門店・”森川商店”の店主・森川雅之さんによって

産地、ワイナリー、ブドウの品種、季節のおすすめ、など

何かしらの切り口でセレクトしていただいたワインのセットを月イチで提供。

 

頒布会とはいえ、毎月の購入だけではなく、単発の購入もできます。

セットでなく、単品での購入も可。

もちろん、セットだと リーズナブルでお得です!

 

 

<概要>

 

会費:5000~20000円(1万円前後を中心に)

ワイン:月のテーマによって1~12本

頒布日:毎月5日~

入手法:予約の上、①店頭受け取り②通販③テンでの受け取り→今回は直送便にて!

限定数:その時の在庫次第

予約:森川商店 tel:043-291-0052

 

 

 

 

さて、第39回の今回のテーマは

『イタリアワイン特集』

 白・赤・泡6本セット

 

9,130円(超特価です)

※送料は本州600円、北海道・九州・四国は880円、クール便は別途加算

 

 

 

 

 

(白)『サレント ビアンコ エレナ』

ロッカ デイ モリ(プーリア)

(グリッロ 40%、ビアンコ ダレッサーノ 30%、シャルドネ 30%)

 

ワインに溶け込んだ樽の香り 

良いワインを造ることも重要だが、人の印象に残るワインが造りたい、と考えたことがきっかけで造られたワインです。

「食事もワインも平坦な味になってきている。

 10人中9人が嫌いでも、あるいはワイン好きではなくても覚えてもらえるようなワインを造りたかった。」

とマッシミリアーノは話します。

グリッロはマルサラに使う品種で、現在シチリアの地葡萄のように言われていますが、元々はプーリアの品種です。

エノロゴを務めるマッシミリアーノが好きな品種です。

畑は、粘土石灰質土壌で、葡萄はグイヨ仕立てです。

気候は、春と夏は非常に乾燥しており、冬は穏やかです。

とても乾燥しているので、雨の多い年以外、農薬は使いません。

収穫は熟した葡萄のみを手摘みにしますが、この収穫時のセレクションがとても大事です。

発酵は、アカシアの樽で行います。

その後、アカシアの1年樽(3,000~5,000Lの大樽)で12ヶ月澱と共に熟成させます。

さらに、6ヶ月瓶熟させます。

大樽での熟成は伝統的なスタイルです。

父から受け継いだ手法で、父の代ではクルミの木の樽を使用していましたが、苦みが出るのでアカシアの樽に変えました。

色もしっかりと付き、ソフトでエレガントなスタイルに仕上がります。

琥珀がかった黄色。

スパイシィで薬草やハーブの香り、バニラも感じられます。

マイルドなアタックですが、濃厚で非常にボディのしっかりとした味わいです。

フレッシュで、しかも熟成出来るワインです。

 

 

 

(白)『ジャイロ ヴィーノ デル ラーゴ ビアンコ 2016』

ヴィッラ アンナベルタ(ヴェネト)

(ガルガネガ 70%、ピノ グリージョ 20%、ソーヴィニヨン 10%)

 

収穫後、5-6時間コールドマセラシオンします。

圧搾して、発酵。

澱と共に3-4ヶ月熟成させます。

あざやかな黄金色。

なめらかでやわらかいアタック。

低めの酸。

レモンやライム、程よい苦味と爽やかな余韻があり、タンニンも感じます。

約20万本を生産します。

ジャイロとは、ラテン語で「アンフォラ」のこと。

ローマ人がワインを入れていた容器が「アンフォラ」で、ローマ人の業績への敬意を表しています。

 

 

 

(赤)『キアンティ クラシコ カズッチョ タルレッティ 2014』

カズッチョ タルレッティ(トスカーナ)

(サンジョヴェーゼ )

 

畑は、標高350mで、僅かに粘土の混じった砂土壌です。

収穫は手摘みで、収穫量は70hl/haです。

最低3週間、28度に温度管理の下、果皮と共に醸しをします。

マロラクティック発酵はスチールタンクで行い、25hlのスラヴォニアンオークとフレンチオークのトノー(500L)を半分ずつ使い、12ヶ月熟成させます。

スミレがかったルビー色。

熟した果実の香りに、スパイス(バニラやシナモン)も感じられます。

ソフトで、濃縮しており、タンニンとサンジョヴェーゼらしいフレッシュさが素晴らしいバランスをみせています。

 

 

 

(赤)『ロッソ ピチェーノ スペリオーレ イル ブレッチャローロ 2018』

ヴェレノージ(マルケ)

(モンテプルチャーノ 70%、サンジョヴェーゼ 30%)

 

ブレッチャローロは「小さな石」の意味で、1984年にワイン造りを始めた際の畑の名前です。

スペリオーレが生産されるのは、特別な微気候と土壌を持ったマルケ南部の限られた地域です。

ヴェレノージは、スペリオーレの可能性と将来性を、注目を集める以前から信じ、上質のワインを造り上げる努力をしてきました。その結果は、このワインの何年も保つしっかりしたボディと、オーク樽での熟成による柔らかく心地よい味わいに感じ取ることが出来ます。

畑はオッフィーダとアスコリ ピチェーノにあります。

標高は200~300mで、主に粘土土壌。10月半ばの早朝か夕方に収穫して、小さな箱に入れ、冷却して運びます。

除梗して、温度管理とルモンタージュが出来る200hLのステンレスタンクで発酵、20日間醸しを行います。

樹齢が若いため新樽では負けてしまうので、ロッジョ デル フィラーレとルディに使った樽で、16ヶ月熟成させます。

しっかりと深みのある赤色、花や紫色の果実、真っ赤なバラの花びら、その後次第にスパイス、微かなシナモン、コーヒー、タンニンも充分に感じられます。

 

 

 

(白)『ヴィッラ マルチェッロ プロセッコ ブリュット 2019』

マッツェイ ヴィッラ マルチェッロ(ヴェネト)

(グレーラ 85%、ピノビアンコ 15%)

 

19世紀にエリザベッタ ガルヴァーニ オニゴがブドウを植樹。

彼女の子孫でヴェニスの歴史で重要な役割を果たしたマルチェッロ家が所有、息子でマッツェイ家25代目にあたるジョヴァンニ

マッツェイが指揮を執ります。

海抜25メートルのシルト質と粘土質の土壌でできるブドウを使用。

ステンレスタンクで一次発酵後、そのまま4ヶ月間シュールリー。

二次発酵は60日間かけて行います。

リンゴの果実、フジの花やアカシアのような花の香り。フレッシュでエレガントな風味、複雑味ある余韻が長く続きます。

食前酒として、様々な食事とあわせやすいワイン。

 

 

 

(白)『プロセッコ スプマンテ ブリュット NV』

ラ ジャラ(ヴェネト)

(グレーラ 100%)

 

ラ ジャラはヴェネト州のプロセッコの産地として有名な丘陵地帯に、約50haのブドウ畑を所有。

プロセッコの生産者としては小規模生産者で、また2000年にはビオロジックの認証を取得した先駆者的な生産者。

アルコール発酵は16-18°Cの定温で天然酵母を使用して発酵する(約10日間)。

その後、二次発酵は、酵母と糖分の状態を管理しながら行う。

シャルマ方式。

繊細な泡立ち、果実味溢れるいきいきとしたブーケ。

品種由来の青リンゴのような風味と、程よい酸が美しいドライな味わいに仕上げられたオーガニックプロセッコです。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、

『ブルゴーニュ特集』です。

 

 

どうぞお楽しみに。

 

 

 

 

お受け取りは、通販や大網のテンでも可能ですが、

なるべく千葉市誉田の森川商店さんに出向かれ、

森川さんに直接いろんなワインのお話で交流されるのがよいかと思います。

とても気さくに丁寧にアドバイスしてくださるので、ぜひ。

 

 

 

 

 

 

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